Kyodo International Corporation

医薬品事業

先進バイオ医薬品(ADC・バイオシミラー)

日印間の調達・薬事・パートナーシップに関する専門知識を、抗体薬物複合体(ADC)およびバイオシミラー分野へ展開。リンカーから充填済みバイアルまで対応可能な製造パートナーと連携し、プロジェクトを支援。

22

カタログ掲載のADCペイロード・リンカー

2,000 L

当社のパートナーネットワークにおけるシングルユースバイオリアクターの対応規模

55 kL

当社のパートナーネットワークの微生物発酵槽容量(単槽あたり)

概要

モダリティは新しくとも、課題そのものは変わりません。適切なパートナーを見切なパートナーを見つけ、日本側の要求とインド側の製造能力をすり合わせ、紹介後も継続的に関係を支える。共同インターナショナルは、こうした課題に1980年から取り組んできました。

医薬品産業がより複雑なモダリティ、すなわち抗体薬物複合体(ADC)やバイオシミラーへと移行するなか、共同インターナショナルは低分子事業で培ってきた日印間の調達・薬事・パートナーシップの知見を、次世代の治療薬分野へと広げています。

ナショナルは、こうした課題に原薬分野で40年にわたり取り組んできました。国境を越える際の課題は本質的には変わっていませんが、対応はより複雑になっています。日本企業がインドのバイオ医薬品企業を評価する際に見極めるのは、個々の分子だけでなく、製造体制全体です。細胞株・製造プロセスの開発、コンジュゲーション技術、分析・特性評価、充填・仕上げおよび凍結乾燥、さらに査察に対応できる品質管理体制まで、多岐にわたります。言語の壁や日本とは異なる薬事用語があるなか、東京からこれらを見極めることは容易ではありません。共同インター

私たちの役割は従来から変わりません。適切なパートナーを探し、その能力や適性を評価したうえで、日本とインド双方の要件や状況をすり合わせ、紹介後も継続して関係を支えます。国境を越えたプロジェクトが最初の課題に直面した際、乗り越えられるかどうかは、紹介後の継続的なサポートにかかっています。新たに加わったのは、こうした支援を支える製造能力の幅と深さです。

共同インターナショナルは、インドの複数のバイオ医薬品メーカーと非独占的に取引しています。そのなかで最も関係が深いのがShilpa Biologics社であり、日本企業から寄せられる問い合わせの多くは、最終的に同社との連携につながっています。

日本企業がインドのバイオ医薬品メーカーを評価する際に見極めるのは、個々の医薬品だけでなく、その製造体制全体です

主な提供価値

01

パートナーの選定・適格性評

最初に返答があった企業を選ぶのではなく、案件の要件に合った製造体制、生産能力、品質管理体制を備えるインドのバイオ医薬品メーカーを見極めます。

02

薬事要件の翻訳

日本での医薬品申請に関する40年の経験を、資料要求がより重く前例の乏しいモダリティに適用します。

03

ペイロード・リンカーの供給

細胞毒性ペイロードと切断型リンカーをカタログ化し、都度の問い合わせではなくCAS番号でご照会いただけます。

04

統合されたADC製造

抗体、ペイロード、リンカー、コンジュゲーションを一括して対応。複数の供給網を個別につなぎ合わせる必要はありません。

05

バイオシミラー開発

細胞株構築から無菌充填まで、哺乳類細胞培養と微生物発酵の両方の生産能力でバイオシミラー開発を支えます。

06

継続的な関係管理

パートナーの紹介後もプロジェクトに継続して関与し、逸脱への対応、変更管理、監査、さらにそれらに伴う難しい調整まで支援します。

01Shilpa Biologics社との協業

Shilpa Biologics社は、世界でも数少ない、抗体、ペイロード、リンカーの製造からコンジュゲーションまでを一拠点で完結できる、統合型ADCプラットフォームを有しています。これは、複数の独立した供給網から必要な原料が予定どおりに届くことを前提とする、一般的なコンジュゲーション受託サービスとは異なる特長です。この統合体制は、日本の医薬品開発プログラムにおけるコスト構造にも大きな違いをもたらします。ペイロード、リンカー、抗体を一つの品質管理体制のもとで管理することで、逸脱発生時の調査を複数の業者にまたがって行う必要がなくなり、変更管理も業者間の調整ではなく、一元的に進めることができます。同社によれば、世界の腫瘍領域向け高薬理活性原薬(HPAPI)の約40%を供給しており、品質マネジメントシステムはUSFDA、EMA、WHOの基準に準拠しています。

  • コンジュゲーションのスケールは50〜200 L。タンパク質投入濃度10 g/Lの場合、想定コンジュゲーション収率は60%超を見込んでいます。
  • コンジュゲーションおよび精製後の原薬(DS)の年間実質生産能力は最大140 kg。2025年9月より専用ADC施設が稼働し、年間最大15 kgが加わります。
  • 哺乳類細胞培養は最大2,000 Lのシングルユースバイオリアクターに対応。バイアルやプレフィルドシリンジ向けの最新無菌充填ラインを完備しています。
  • 微生物発酵は単槽最大55 kL、施設累積能力は200 kL。大腸菌・ピキア酵母を用いた商業スケール生産に適しています。
  • 環境面ではゼロ液排出(ZLD)、再生可能エネルギーの活用、ISO認証を取得しています。

02プラットフォームの対応領域

このプラットフォームは、化学と生物学の両分野を一つの組織内に統合したハイブリッド型です。これにより、ADC開発において特に慎重な対応が求められる段階で、低分子医薬品メーカーとバイオ医薬品メーカーの間で工程を引き継ぐ必要がありません。対応領域は、低分子、ペプチド、モノクローナル抗体から、特殊ポリマー、ペイロード&リンカー、組換え技術、そして完成品としてのADCまでを網羅します。支援範囲は単一工程にとどまらず、基礎研究から商業生産まで、プログラムの全行程に及びます。

  • ADCプロセス開発。コンジュゲーションと精製のための専任チームを擁します。
  • ペイロード、リンカー、中間体の分析開発および特性評価を行います。
  • 高薬理活性ペイロードと特殊リンカーの拡張可能な合成に向けた化学触媒・生体触媒技術を活用します。
  • 充填・包装および凍結乾燥。製造サイクルの最適化と安定性試験を含みます。
  • 基礎研究段階からの細胞毒性抗がん剤の開発を支援します。

ADCペイロードとリンカー

CAS番号でカタログ化し、パートナーネットワークを通じてご提供します。お探しの分子が一覧にない場合もご相談ください。この一覧は在庫として保有している品目であり、製造可能な範囲の上限ではありません。

ペイロード

No.製品名CAS番号
01MMAE474645-27-7
02VcMMAE646502-53-6
03MMAF745017-94-1
04Exatecan171335-80-1
05Exatecan mesylate169869-90-3
06SN-3886639-52-3
07Irinotecan100286-90-6
08Topotecan123948-87-8
09Topotecan hydrochloride119413-54-6
10Methotrexate59-05-2
11Docetaxel114977-28-5
12DM4796073-69-3
13DM1139504-50-0
14Gemcitabine95058-81-4

リンカー

No.製品名CAS番号
01Fmoc-Val-Cit-PAB-OH159858-22-7
02Mc-Val-Cit-PABC-PNP159857-81-5
03Mal-heptanoic NHS ester55750-63-5
04Fmoc-Phe-Lys(Trt)-PAB-PNP1116086-09-9
05Fmoc-Ala-Ala-Asn-PAB-PNPお問い合わせください
06Fmoc-Gly3-Val-Cit-PAB-PNP2647914-16-5
07NH2-PEG6-Val-Cit-PAB-OH2055024-60-5
08Mal-PEG4-Val-Cit-PAB-OH2055041-39-7

これらの品目は共同インターナショナルが製造するものではなく、提携企業を通じて供給いたします。数量、納期、必要書類については、お問い合わせごとに個別に確認・確定いたします。