
インド事業開発
インド市場進出コンサルティング
- 40年以上
- 日本とインドを繋いできた実績
- 2013年
- コンサルティング部門設立
- 5拠点
- インド進出を支えるインド国内オフィス
世界最大の民主国家であるインドは、新興国の中で最も魅力的な進出先のひとつです。しかし、複雑な会計・税・規制環境は、進出を検討する企業にとって大きな課題となっています。
インドで事業を成功させるには、進出時にさまざまな課題をクリアし、進出後も長期にわたって法令や規制への対応を続けることが重要です。長期的に信頼できるコンサルタントと連携することは、事業を成功させるうえで欠かせません。
当社は、長年の貿易で培ったインドとのビジネスノウハウ、現地人脈および経験を生かし、現地発祥の会計事務所兼コンサルタント事務所と連携しています。新規事業立ち上げから企業買収、合弁、市場調査、会計、税務まで、迅速かつ効率的にワンストップでサポートを提供します。
インドビジネス経験者が当社インド法人と連携し、実務者の視点から日本企業の皆様、特に現地に事務所を持たない中小企業の皆様を支援します。規模の大小にかかわらず、お気軽にお問合せください。
市場動向
インド進出は、もはや現実的な選択肢となっています。
日本企業のインドへの関心は、単なる情報収集の段階を越えています。調査データ、投資の流れ、現地のインフラ整備などからも、インド進出を「するかどうか」ではなく、「どのように、誰と進めるか」を考える段階に入っていることが分かります。
第1位
日本企業が今後3年間の事業展開先として有望と考える国・地域の中で、インドが第1位。
国際協力銀行(JBIC)2025年度調査
449.7億米ドル
日本からインドへの対外直接投資額。日本はインドにとって第5位の投資国。
2000年〜2025年6月の累計
81.5%
今後1〜2年でインド事業の拡大を計画している日本企業の割合。
日本貿易振興機構(JETRO)2025年調査
12か所
日本企業専用の工業団地(JIT)。110社超の日本企業が入居。
日印産業協力
日印経済関係課の設置
インド政府は、日本企業の事業展開や投資を促進する専任部署を設けています。これは意向表明ではなく制度的な取り組みです。行政手続きの経路が実際に整備されており、政府の取り組みを活用しながら、インドでの事業展開を進めることができます。
インド進出前に押さえておくべきポイント
- 01
明確なインド進出戦略:計画する事業の内容、規制要件、外国投資の条件、許認可、技術移転、商標の使用、政府優遇制度の適用条件、資金調達、移転価格、人事政策、会計システムなどを、事前に分析しておく必要があります。
- 02
遵守すべき主要規制:法人税、源泉徴収税、サービス税、中央販売税、付加価値税・物品税、会社法、会計基準、外国為替管理法などを遵守する必要があります。
- 03
効率的な事業運営に必要な現地事情への理解と、実務上の課題を把握することが大切です。
- 04
政治的課題:多数の政党による民主主義、中央政府に対する州政府の影響力の高まり、インドの政治的ナショナリズムに対する理解をしておく必要があります。
- 05
インドでは、ASEAN諸国と比べて工場用地の取得が容易ではありません。
コンサルティングサービスの例
インド進出
- 市場調査
- 進出戦略の策定
- 事業計画の策定
- 会社設立・事業体の設立
- 登記・登録・許認可の取得
- 進出先の選定
- 採用支援・調整
- ベンダー・販売代理店の選定
- プロジェクト管理
税務・コーポレートサービス
- 直接税・間接税の税務計画
- インバウンド・アウトバウンド税務の構築
- 駐在員の税務計画
- 移転価格
- 記帳・給与計算
- 会社法務・法人管理業務
- 税務・法規制への対応
ビジネスプロセス管理
- 売掛金・買掛金管理
- 日次総勘定元帳の作成
- 固定資産管理
- 高度な業務レポート作成
- 販売代理店・ディーラー管理
- 営業管理
法制度の枠組み
インドでのあらゆる取引に関わる法令
買収、合弁、ライセンス契約など、取引の形態が異なっていても、最終的には同じ4つの問いに行き着きます。それぞれの問いには、対応するインドの法令があります。どの問いにどの法令が適用され、どの当局が承認手続きを担うのかを把握することが、取引をクロージングまで進められるか、承認手続きで停滞するかを左右します。
事業上の問い
確認すべき主要法令
なぜ重要か
資金をどのようにインドへ移入し、国内で移動させ、インド国外へ送金するのか。
確認すべき主要法令
外国為替管理法(FEMA)・外国直接投資(FDI)政策
インド準備銀行(RBI)・産業国内取引促進局(DPIIT)
なぜ重要か
参入方法、価格設定、資金調達、資金還流、撤退計画
インドでどのように会社を設立し、どう運営・管理するのか。
確認すべき主要法令
会社法・有限責任事業組合法(LLP法)
企業省(MCA)
なぜ重要か
会社形態の選択、取締役の義務、株主承認、記録管理、現地のコンプライアンス
買収・上場・経営困難の局面では、どのような対応が必要になるのか
確認すべき主要法令
インド証券取引委員会(SEBI)法・競争法・破産・倒産法(IBC)
SEBI・インド競争委員会(CCI)・インド破産倒産委員会(IBBI)
なぜ重要か
取引承認、開示義務、企業結合規制、債権者への影響、支払能力に関するリスク
日々の商取引上のリスクに、どのように法的な対応を行うのか
確認すべき主要法令
インド契約法・汚職防止法
なぜ重要か
契約履行、責任、契約解除、公的機関との取引、紛争への備え
法律専門家との連携
共同インターナショナルは法律事務所ではなく、本ページの内容は法的助言を提供するものではありません。当社は、日印間の案件に豊富な経験を持つ法律事務所と戦略的パートナーシップを結んでいます。そのため、法律上の助言をそのまま受け取るのではなく、実際の事業上の判断にどう関係するのかを踏まえた形で、法律面の見解を得ることができます。日印双方の法制度や実務の違いを踏まえて、法律上の助言を事業上の判断につなげやすくすることが、当社の役割です。当社が担うのは、商業面・実務面でのサポートです。課題を適切に整理し、デューデリジェンスを進め、関係者間でプロジェクトを円滑に進めます。法律面については、法律専門家が対応します。こうした役割分担を明確に理解し、取引が始まる以前から法律専門家との関係を築いていることが、必要なタイミングで実行につながる回答を得られるかどうかを左右します。
海外企業の買収が期待した成果につながらない場合、その原因の多くは価格ではありません。
M&A(合併・買収)
M&A(合併・買収)
対象企業の発掘から統合まで、買収プロセス全体をご支援します。
共同インターナショナルは、日本およびインドの企業の買収プロセスをご支援します。対象企業やパートナー候補の発掘・評価から、デューデリジェンス、企業価値評価、取引支援、そして買収後の統合まで一貫してサポートします。この業務は、40年にわたり築いてきた市場進出コンサルティングの知見と製薬業界で築いてきたネットワークが活かされています。
買収が期待した成果につながらないケースには、いくつか共通する要因があります。信頼関係のある相手ではなく、仲介業者を通じて対象企業を探したために、十分な情報を得られなかったケース。2週間の対話で把握できたはずの問題が、デューデリジェンスを開始して5か月後に初めて明らかになるケース。そして、買収後の統合を担う責任者が決まっていないケースです。当社が支援するのは、まさにこうした部分であり、取引手続きそのものではありません。
買収案件では、上記の法制度のほぼ全体に同時に触れます。対価の支払いにはFEMAとFDI政策、承認手続きや記録管理には会社法、企業結合規制には競争法、対象企業の経営状況が悪化している場合には破産倒産法が関わります。当社はパートナー法律事務所と連携してこれら全体に対応し、必要な承認のスケジュールを事前に確認したうえで、それに合わせて買収プロセスを進めます。
のであることに加え、法定期限に沿って手続きを進める必要があり、社内の承認に時間をかけにくいことがあります。これは事前に解決可能であり、入札の最中ではなく、その前に解決しておくべき課題です。経営不振案件とカーブアウト案件については特に注意が必要です。インドの倒産制度の整備により、これまで売買が難しかった資産も取引の対象となるようになりました。一方、日本企業は、こうした案件への検討が他国の企業に比べて遅れる傾向があります。手続きが馴染みのないも
支援内容
01対象企業の発掘
仲介業者のリストではなく、独自のネットワークを通じて対象企業を発掘・評価します。正式に売却を表明していない企業も対象となります。
02デューデリジェンス
事業・業務・規制面からデューデリジェンスを行います。パートナー法律事務所と連携し、法務面と事業面の調査結果をまとめて確認できるよう進めます。
03企業価値評価
企業価値を評価し、詳細な分析・検証を行います。売却資料に記載された内容だけでなく、実際の事業内容や状況を踏まえて評価します。
04取引支援
取引の実行からプロジェクト管理まで、規制当局の承認スケジュールを踏まえて進めます。
05買収後の統合
買収後の統合(PMI)の計画・実行を支援します。買収後に責任者が明確になっていないことが多い一方、投資成果を左右する重要な段階です。
戦略的提携・協業
戦略的提携・協業
日印企業を結ぶ合弁事業、技術提携、ライセンス契約、共同マーケティング契約の構築をご支援します。
個別の取引にとどまらず、共同インターナショナルは日本とインドの企業が長期的な戦略的パートナーシップを築くことをご支援します。合弁事業、技術提携、ライセンス契約、共同マーケティング契約などです。グローバルな事業基盤の強化や、アジアと世界を結ぶ信頼できるサプライチェーンの構築をお考えの企業様からのご相談をお待ちしております。
提携は、ある一点において買収より難しいものです。指揮を執る主体が存在しないという点です。日本企業とインド企業の合弁には、意思決定の進め方や報告の方法、そして「合意した」とする基準も、それぞれの企業で異なる場合があります。契約書を作るだけでは、こうした違いを解決することはできません。重要なのは、契約締結前に、ガバナンスの仕組みや意見が対立した場合の対応、誰が何を決定するのかを明確にしておくことです。そして、契約締結後も継続して両社の関係を支える存在が必要です。
当社は20年以上にわたり、日印企業間の合弁事業と戦略的協業を仲介してきました。その多くは医薬品分野です。こうした提携で問題となるのは、事業上の意見の相違だけではありません。英語では問題なく読める株主間契約でも、日本企業とインド企業のそれぞれの経営陣が異なる解釈をしてしまうことがあります。
上記の法制度は、合弁事業にも関係しますが、適用される場面は異なります。合弁事業では、契約内容だけでなく、どのような事業体を設立するかが重要になります(会社法、LLP法)。また、FDIの規定によって、日本側パートナーが保有できる持分や、利益を日本に送金する方法などが決まります。当社は事業スキームの設計についてパートナー法律事務所と連携し、商業面・実務面を担当します。
提携の形態
01合弁事業
合弁事業の条件整理から合弁会社の設立まで、日印企業による合弁事業の立ち上げを支援します。
02技術提携
日印双方の相互補完関係にある製造企業間の技術提携を支援します。
03ライセンス契約
日印両市場における製品・技術のライセンス契約を支援します。
04共同マーケティング
日印双方で販売・事業展開を広げるための共同マーケティング契約を支援します。
05ガバナンスとデッドロック
意思決定権限、取締役会の構成、意見が対立した場合の解決方法などを、契約締結前に明確にします。
06継続的な支援
提携後も継続して両社の関係を支援します。意見の対立が生じた際にも、提携関係を維持できるようサポートします。
なぜ今日本なのか

日本はGDPで世界第3位の経済規模を持ち、医薬品市場は世界の医薬品支出の約7%を占めています。承認された医薬品や医療行為の多くは、国民皆保険制度のもとで保険給付の対象となります。また、日本は新薬の導入が早い市場の一つで、米国での承認から通常1年以内に日本でも上市されています。日本市場を米国市場と比較するうえで重要なのが、医療ニーズ、規制・承認制度、価格、医療費の支払いの仕組み、そして市場を構成する関係者という5つの違いです。これらの違いを理解し、それに合わせた戦略を構築することが、日本市場に参入する企業に共通する課題です。