インド モディ首相就任後1か月で 経済回復指標

経済停滞が続いたインドに景気回復を示す数値が相次いでいる。

本年5月に就任したモディ首相が、就任以来初の先進国訪問先として日本を選択、安倍首相との旧交を温め、これまでのレベルを超える日印の経済関係の構築が期待される。改善した経済指標を下記する。

改善した個別経済指標

内容

1.輸出増(3か月連続プラス増) 本年2月、3月それぞれ前年同月比マイナス5.1%、マイナス4.8%と不振であった輸出が3か月連続でプラス成長(4月9.6%増、5月12.4%増、6月10.2%増)を記録した。
2.6月新車販売 前年同月比14.8%増と過去10か月で最高の増加率を示した。
3.5月鉱工業生産指数 過去19か月で最も高い4.7%増を記録した。
4.6月購買担当者指数(PMI) 過去4か月で最も高い51.5を記録した。
5.6月サービス担当者指数(PMI) 過去17か月で最も高い54.4を記録した。
6.6月の輸入8.3%増 国内の景気が回復していることを示している。
7.6月消費者物価指数7.3%増 本年1月CPI導入以来、最低の数値となった。
8.6月卸売物価指数5.4%増 過去4か月で最低の増加。

(出所:2014年7月Economic Times)

以上 開発部長