インド鉄鋼大手JSW 生産能力を拡大 220億ドル投資(2025年までに)

インド鉄鋼大手JSW   生産能力を拡大 220億ドル投資(2025年までに)

〇日本のJFEスチールが戦略的な提携で15%出資するインド、JSWスチール(本店ムンバイ、生産能力1430メトリックトン・年)は、7月31日に開催された株主総会で「今後、10年間に220億ドルの投資を行い、生産能力を年産4000万トンに拡大、国内シェア13-14%を維持すること」を発表した。

〇同社は、現在競合メーカーであるWelspun Maxsteelを110億ルピー(約190億円)で買収する交渉を続行中、今後、2,3か月の間に交渉を決着させるとしている。同社は、本年初頭、パンジャブ州に本拠を置く、Vallabh Tinplateを4億6000万ルピーで買収した。

〇同社の業績は、原料となる鉄鉱石の権益問題でここ数年低迷していたが、業績は回復傾向にある。

以上 開発部長 2014年8月25日