始まった日本の大手電機メーカーのインドを製造・ハブ(中間拠点)化
日立、東芝は、インドを中近東・アフリカ向けの重電機設備、変電設備、水処理設備、建設機械の製造・輸出のハブとする動きを始めている。特に東芝が、1)東芝の技術 2)インドのコスト競争力 3)印僑の人的なネットワークを活用、インドから西の世界を攻めることが可能としているところに注目する。日本企業は、インドで物づくりに専念、中近東・アフリカ向けの輸出営業は、インド人同士のネットワークを活用インド人社員に任せると言うことであろう。インドのコスト競争力も魅力としている。中近東・アフリカ戦略を考える他の日本メーカーにもインドの製造・輸出拠点としての活用は大いに参考となろう。GEのインド人財活用、医療ビジネスも現地に入り込んだインド市場戦略として注目に値する。